金属サイディングの特徴

金属サイディングの特徴

JIS A 6711(複合金属サイディング)

適用範囲

この規格は、金属製品の表面材(1)及びしん(芯)材(2)を複合した製品で、主に建築物の外装に用いる金属サイディング(以下、サイディングという。) について規定する。

注(1) 表面材は、表面処理鋼板、アルミニウム合金塗装板、塗装ステンレス鋼板などをいう。
注(2) しん材は、せっこうボード、ロックウール化粧吸音板、硬質プラスチックフォームなどをいう。

定義

この規格で用いる主な用語の定義は、次による。

  • ・表面材 サイディングの屋外側に用いる金属材料の成形板。
  • ・しん材 サイディングの表面材と複合され、強度を保持する材料。
  • ・裏面材 サイディングの屋内側にあって、しん材を被覆する材料。
  • ・硬質プラスチックフォーム しん材に使用される硬質発泡樹脂の総称。
  • ・厚さ 製品断面の最大厚さ寸法をいう。
  • ・有効幅 図1.1〜1.3に示すように、サイディングを2枚組み合わせ、サイディングの1枚目の先端部から2枚目の先端部までの寸法をいう。

種類

サイディングの種類は、次による。

  • ・材料による種類及び記号は、表1による。

表1:材料による種類

種類 備考
スチールボードサイディング 表面材に表面処理鋼板を使用し、しん材としてせっこうボード、ロックウール化粧吸音板などをはり合わせたもの。
スチールフォームサイディング 表面材に表面処理鋼板を使用し、しん材として硬質プラスチックフォームを接着させたもの。
アルミ合金ボードサイディング 表面材にアルミニウム合金塗装板を使用し、しん材としてせっこうボード、ロックウール化粧吸音板などをはり合わせたもの。
アルミ合金フォームサイディング 表面材にアルミニウム合金塗装板を使用し、しん材として硬質プラスチックフォームを接着させたもの。
ステンレスボードサイディング 表面材に塗装ステンレス鋼板を使用し、しん材としてせっこうボード、ロックウール化粧吸音板などをはり合わせたもの。
ステンレスフォームサイディング 表面材に塗装ステンレス鋼板を使用し、しん材として硬質プラスチックフォームを接着させたもの。

性能

性能は、表2の規定に適合しなければならない。

表2:性能

性能項目 性能
曲げ強さ 試験片3枚とも2800N/m2以上であること。
耐衝撃性 しん材の脱落及びジョイントのはずれがないこと。
水密性 吹出しのないこと。
耐食性 赤さび、塗膜の浮き及びはがれのないこと。
耐侯性 さび、割れ及び著しい変色のないこと。
塗膜性能 衝撃変形性 異常がないこと。
硬度性 鉛筆ひっかき値H以上であること。

形状及び寸法

形状 サイディング形状の例を、図1.1〜1.3に示す。

図1.1 縦張り形断面図

図1.2 横張り形断面図

図1.3 縦横兼用形断面図