新築部門 最優秀賞
地区 長崎県
応募社名 相川工務店株式会社
施主 みたちの家
相川工務店株式会社(長崎県)
相川工務店株式会社(長崎県)

相川工務店株式会社
相川 透様(代表取締役)

コメント

本物件は、閑静な低層住宅街に位置し、ひときわ存在感のある大黒柱(8寸)と、スタイリィシュな金属サイディングが正面玄関にどっしりと構えた設計にしました。
長期的な建物価値を考慮すれば、維持管理の上でも金属サイディングと伝統構法は、相性がよく建築後のメリットも大きいと思います。
室内環境も外壁3層構造で断熱性、遮音性など良い効果が得られ、更に無垢材と漆喰仕上げで湿度を調整し、特に冬場快適な住み心地の家にしました。

最優秀賞 「新築部門」の選定について

江口惠津子さん特別審査員のコメント

年々力作が増える中でも、この作品は、まさに異彩を放っておりました。
まず、シンメトリーの美しいバランス、しっぽりと佇む色合いとデザイン。
日本の伝統美を金属サイディングでここまで表現できるということに、正直驚きました。

中央の大黒柱、伝統工法に溶け込む金属サイディング。異素材がそれぞれのメリットを発揮しながら仲良く協働している様は、これからの日本の住宅に新しい風を吹き込む、貴重な第一歩の作品といえましょう。
場所も長崎とのこと、異文化を融合し開花してきた風土がこの作品の根底に脈々と流れていると感じました。
懐の深さを感じるこの作品によって、金属サイディングの新たな魅力も引き出されました。本コンテストの最優秀にふさわしい作品です。

杉田宣生さん特別審査員のコメント

建物の背景から分かるように、閑静な高台の新興住宅地(?)に建設された住宅ですね。
まず、目を引いたのがシンメトリーでシンプルなファサード(妻面)と、そして和の様相を醸し出す、木と金属サイディングとの組み合わせによる柔らかな質感です。
さらに、建物の中心に、玄関アルコーブの大柱とその延長上に植栽された樹木とが呼応し、シンボリックな印象を与えています。
2階部分の格子状の木も、とても良いアクセントになっていると思います。和の印象と、どっしりとした力強さを感じます。
今回の施工例コンテストの新築部門は、住宅の力作が目立ったように思いますが、その中で、本作品を最優秀とさせていただきました。